手軽にお金を借り入れ出来る時代

ノートと鉛筆

簡単にお金を借りられるために、ついお財布感覚でお金を借りていくうちに多額の借金を抱えることになったというのはよくあることです。 以前なら借金でお金を借りる時は質屋に行くか、闇の金貸しに行くしかありませんでした。 人目をはばかりながら、帽子を被って質屋に行って借金をするというのは大昔の光景になりました。

しかし、今はカード一枚で簡単にお金を借りることができるのです。 まるで自分のお金のように感じ、借金をして人に借りているという罪悪感は全くありません。 お金を借りるための審査もほとんどないのと同じです。 そのため、ちょっとお金が足りない時にお財布変わりに借金をしてしまうのです。

借金返済に追われている若い女性も少なくありません。 ではどうすれば返済を早く終わらせることができるでしょうか。 それは使うお金を減らし、その分を借金返済に回すことです。 そのためには収入を増やすことと、支出を減らすことが関係してきます。 つまり、借金返済のために生活を極力まで切り詰めなければいけません。 どのくらい切り詰めることができるのか、ノートに書き出しましょう。

収支が明確にわかる借金返済ノートを作ろう

借金返済ノートを作るのです。 自分がどの金融機関にどのくらい借金があるのか書き出します。 毎月どのくらい返済できるのかも記入します。 期間を明確に定めて、いつまでに借金返済を完了するかも書きます。 必要なら壁に大きく書く方が効果的かもしれません。

そうすることにより、毎月確実に借金の返済をする気になります。 さらにノートには自分の収入を書き込みます。 そして毎日使ったお金を全て記入します。 自動販売機で買ったジュースのような、ちょっとしたものも全て漏れなく記録します。

ノートには一ヶ月の予算も書きます。 さらに一週間ごとの予算や、一日ごとの予算も書きます。 このようにノートを作ることにより、現実を把握することができるのです。

時間とお金はいくらあっても使ってしまいます。 余裕があればそれでもいいのですが、借金の返済中という厳しい状況では一円たりとも無駄にすることはできません。 精神的に辛いでしょうが、仕方がありません。 自分が借りて使ったものなのですから、返す必要があるのです。

また、親に心配をかけたくないと思うかもしれませんが、一人で悩むというのはもっと危険なことです。 借金の返済中はとかく塞ぎ込みがちです。 精神的な支えもそうですし、実際の援助も必要です。 家族に正直に借金のことを告白して助けてもらわないと、抜け出せないこともあるのです。

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