借金を繰り返す叔父

お金の無い老人

恥ずかしながら身内の話です。

叔父は昔から借金を繰り返しています。 借金をした理由については、いわゆる「飲む・打つ・買う」というやつでして。

叔父は絵にかいたような道楽の限りをつくしたような人です。 もう病気みたいなもので、なかなか治らず、それでいて借金していることは誰にも言いません。

借金で首が回らなくなったら突然体調を崩して入院しました。 その間に支払いが滞り、家族の元に連絡が来て、初めて借金があることと、そしてその額を知るという事が過去に3回ほどありました。

一番最初は叔父の兄弟、つまり私の父や親戚一同で手伝って返しました。 300万円ほどの借金がありました。

叔父のお子さんがまだ未成年だったので、さすがにその子達が可哀想だと思い、話し合って、二度と借金しないと叔父が約束したので、一旦立替払いという事で肩代わりしました。 しかし、それから2回、同じようなことをしています。

借り癖は治りそうもない

ただ、それからは親戚一同は見放した状態で、2回目は会社の退職金を前借して返したようです。 3回目は現在返済の進行形だと思います。

本人はもう20年近く同じことをしているので「借りた」という認識が薄く、そして罪の意識も全くと言っていいほどありません。 自分の息子や娘に「保証人になってくれ」と頼んだり、一度肩代わりしたうちの父にまた頼んで来たりとお金を借りれるなら手段は選ばないとういところまで落ちてしまいました。

現在は3回目の体調不良で入院しています。 借金の額も相当膨れ上がっているようです。

これはきっと何回苦しい思いをしても治らないと思います。 本人にとっては借金返済は、何ともない出来事の一つにすぎないようです。