お店を開くために借金をした結果
以前、お店を経営していました。
私の勤めていた工場が閉鎖になり、会社の退職金を利用して、起業することを考えまして、思い切ってお店を始めました。 小さな模型店です。
会社都合での退職になりましたので、退職金は通常よりも多かったです。 お店を始める前に、開業資金が予想よりも多く必要になり、退職金の大半はなくなっていきました。
開業後は光熱費や家賃そして問屋さんの支払いと運転資金がかかり、退職金はなくなりました。 お客さんは、少しずつ増えてきたのですが、経営を軌道に乗せるには程遠く、借金でお金を借りることにしました。
お店の近くにある、消費者金融の無人契約機コーナーに行き、借金をしました。 かなり抵抗がありましたが、余裕がないので、借りることにしました。
当時は、まだ総量規制前でしたので、借り入れはしやすかったです。 必要書類は運転免許証です。 契約後、確認の電話がお店にありました。
お金を借りたのはいいのですが、今までの生活費プラス借金返済で今までよりも苦しくなりましたので、お店はやめて廃業をすることにしました。 それでも借金返済で自己破産はしなくて済みました。
現在は、派遣で生計を立てています。 毎日の食事代から節約をしていますので、無駄遣いがなくなり、借金は残っていますが、返済しなければならない借金残高はかなり減っています。
お金で苦労したくないなら会社員を辞めない事
個人で店をやると、同業の大資本企業とも戦わなければなりません。
サラリーマン時代は会社という組織に守られていましたが、個人事業主だと誰にも守ってもらえません。 ですから、借金などお金の事で苦労をしたくないなら会社組織にいた方がいいと思います。
起業をして失敗すると大きな借金だけが残るという事はよくある事ですからね。
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